山田神社ハートマークビューイング社殿幕奉納

【報告】

山田神社ハートマークビューイング社殿幕奉納

yamada4.png

日時:2012 4.22-23

場所:福島県南相馬市鹿島区北海老字磯ノ上 山田神社

目的:山田神社仮社殿の社殿幕奉納

届け人:ハートマークビューイング実行委員 石丸郁乃 森本早紀


山田神社とは

IMG_1567.jpg


相馬市と南相馬市の境界沿いに八沢浦という広大な干拓地があり、

ここの鎮守が山田神社で、農業の神大年神を祭り、豊作を祈願する

地区民の心のよりどころとして昭和16年に建立されました。

八沢浦の干拓事業を行った山田貞策にちなんで名づけられました。


IMG_1580.jpg

                                                               津波で流されてしまった八沢浦干拓地


山田神社は排水機場のすぐ横にあり、20113.11津波で土台を残し

て流出しましたが、高台に移設して仮社殿を設置されました。

熊本県人吉市の球磨工高(国内唯一の宮大工養成コースの生徒が

10年以上前に製作、学校の顔として玄関に飾っていた作品)が

仮社殿を贈り、福島県立博物館でのハートマークビューングWS

がきっかけで、その社殿の中にハートマークビューイングが社殿

幕として飾られています。



今回、ハートマークビューイングは

山田神社社殿土台を飾る幕を奉納しました。


大きさ 縦1100×横1700×高さ750


この社殿幕ハートマークビューイングは2012年3/25

に六本木アートナイトというアートイベントへ、

これまでハートマークビューイングを制作して頂いた方々が集い、

制作して頂いた作品を中心につなぎあわせ、制作しました。


ピクチャ 18.pngのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像

HmVpic.pngのサムネール画像のサムネール画像




4.22<山田神社下見>


IMG_1498.jpg

山田神社下見後、農家民宿『翠の里』に宿泊。

美味しいお料理で、ボランティアさんたちを

温かく向かい入れてくださるこのご夫婦の

優しさに、ここを再び訪れる人は多いようです。


翠の里:古民家に一目ぼれされたご夫婦が営む農家民宿。

古民家ならではの、安らぎとぬくもりのあるお宿。

移住して6年目に今回の震災を経験。

元漁港でバイヤーをされていたお父さんのホッキ貝のお刺身はとても新鮮で、

また、自宅のビニールハウスで育てたお野菜に、

3.11以降から継ぎ足し継ぎ足し作ってきたカレー。

やさしいお母さんのお料理はどれも絶品でした。


http://kouryu-kyoju.net/detail/program.php?i=1887


ハートマークビューイングを補修/仕上げ作業。

アーティスト「しでかすおともだち」http://yaplog.jp/ohchee/

のお二人にも手伝ってもらいながら、HmV幕を最終仕上げ。



4.23 山田神社奉納式>


IMG_1503.jpg


(1) 山田神社奉納式


DSC_0875.jpg

IMG_1517.jpg


(3)社殿幕設置

IMG_1521.jpg


IMG_1520.jpg

氏子さん達と設置します。



幕を着けた途端、ぐっと明るくなり、

すっかりハートマーク神社になってしまいました。

千人針のようだねと、言って下さる方もいらっしゃいました。


IMG_1565.jpg


(2)大祓

IMG_1539.jpg


(3)巫女舞

IMG_1552.jpg


しでかすのお二人の巫女舞


DSC_0872.JPGのサムネール画像

巫女のお二人の胸元にもハートマークをつけて頂きました。



IMG_1570.jpg


今後、山田神社でハートマークビューイング幕が見れる機会

毎年 4/23  山田神社例祭 となります。

(※ その年で変わるかもしれませんが、2012年は09:30よりスタートでした)



また、ラジオ福島さんの取材を受けました。(生放送に出演しています)

放送はPODCASTで聞く事ができます。


ピクチャ 4.png


▼ ラジオ福島URL『ふるさと福島きづなキャラバン』  

  http://www.rfc.co.jp/bangumi/kizuna/

▼ 放送 PODCAST          

  http://www.rfc.co.jp/bangumi/kizuna/onair/0423.mp3


===============================


<最後に>


今回、奉納式に参加する事ができ、大変貴重な体験を致しました。

アートと文化•神社の融合。アートに出来る事の幅がひろがったように思います。