6/27 【宮城県】浦戸諸島 桂島

野々島から汽船に乗っておとなりの桂島へ。

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島同士はほんとうに目と鼻の先で、この市営汽船(定期船)以外も、島間の渡し船が出ていました、震災前までは。
渡し船は、乗りたいときとき、旗をあげて合図すると向こう岸から来てくれる・・そんな船だったそうです。この間の津波が、渡し船を一つ流してしまったと聞きました。
残った1艘は、浦戸諸島内のこどもたちが、野々島にある小中学校に通う通学用として現在も動いていました。

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桂島の避難所は、島の高台にある小学校(現在統廃合で使われていない)校舎です。
校庭に21戸の仮設住宅を準備中です。(伺ったときは建設が終わり、設備を待つばかりでした)

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こんなふうに海が見えます。
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入居前の仮設住宅。
ここはスロープ付きのバリアフリー棟です。
中を見せて貰いました。
台所と、世帯の状況によって二部屋か一部屋、風呂場・お手洗いなどがあります。
誰も住んでいない仮設住宅は、がらんとして、寂しくもありました。

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そこで、仮設住宅サイズに、と4枚繋いだHEART MARK VIEWINGを
1戸ずつお届けしました。
おかあさんに、家族の好きな色を聞いたりしながら、選んで貰います。
「これステキねえ、あら、これも・・」と悩むひととき。ちょっと声のトーンが明るくなったようです。

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こちらのHEART MARK VIEWINGに決めたお母さん。
入り口の扉をあけてすぐのところに一緒に貼りました。
(※写真、横でごめんなさい)

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こちらのおうちには、緑が鮮やかなHEART MARK VIEWING。

このHEART MARK VIEWINGの色あいが、それぞれのおうちの新しいカラーになっていったりするかな。

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生活のかおりが着く前の住戸にある無機質でよそよそしさが、HEART MARK VIEWINGを掲げたら、和らいだようでした。

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仮設住宅群には、「談話室」というコミュニティスペースがあります。
寄合所、集会所の役割を担う棟。
そこには、いつものサイズのHEART MARK VIEWINGを。
桂島の区長さんと日比野さんで掲げます。

桂島も野々島同様、昔からずっと一緒に暮らしてきた人たちが集まった避難所で、ご飯当番を決めて炊事したりしてきたので、避難所を離れたいと思わない方が多かったそうです。
区長さんは、「これから大変だと思うけど」と心配しながらも、自立した生活をしていかなくてはならないんだ、と決意するように仮設住宅での暮らしを始める方々の言葉を代弁してくれました。


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区長さんと、届けたHEART MARK VIEWING!

いまごろ、この談話室では、お茶のみの会が開かれたりしているかな。
想いのこもったHEART MARK VIEWINGが、新しい生活をすこしでも明るく灯しますように。