6/27 【宮城県】浦戸諸島 野々島02

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昔はじぶんで着物も作ったよーとおかあさんたち。
ハートを切るのは得意じゃない、と言うので、ハートを切ったものを渡すと、
スルスルっとあっというまに縫い終わらせてしまいます。
だんだん縫うのが愉しくなってきたみたい、縫い終わると「次のハートは?」と聞いてくれます。
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そしていつのまにか、こんなに出来てました。


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ここは小学校中学校の体育館。太鼓の練習が始まりました。
なかなか迫力の太鼓!

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こどもたちの太鼓練習をみまもるお母さんお父さん。
嫁いだり、世帯を持ってからもうかれこれ60年、ずっとおなじ野々島の集落で
生活してきた人たち同士の空気は、すごく自然体。
避難所だとみんな一緒だから安心だけど、仮設住宅に移るとどうなるのかな、とぽつぽつ
お話ししてくれたお母さんもいました。
平野の少ない野々島の仮設住宅は、集落の奥側に作られています。

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授業が終わった浦戸小学校中学校のこどもたちと、HEART MARK VIEWINGを作ることに!
「ハートって何だろう?」という日比野さんの問いかけに「心」「愛」「真心」「想いやり」そして「絆」(!)という回答まで。
でも、どれも目には見えないものだよね。
「目に見えないものを見えるようにする」のが"びじゅつ"だよ、と日比野さんの言葉を聞いて、ハートマークビューイングづくりのワークショップ開始!


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一人一人のハートが出来上がったので、ならべて繋がったところを見てみよう。

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できたよ!!

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浦戸小・中学校には、このHEART MARK VIEWINGを届けました。

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船の時間が近づいています。
お母さんたちが、玄関まで送りに来てくれて、見えなくなるまでずっと手を振ってくれました。
また来るねー。元気でねー。