2011年7月

7/17 中日新聞

7月17日(日)の中日新聞で、ハートマークビューイングを取りあげていただきました!

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岐阜 つながりました!

岐阜のワークショップで繋がったハートマークです。

お、大きいですねー!

ハートをつくったのは、
「障害者施設いぶき」の皆様、
手芸大好きママさんチーム、
「小さなクラフト展」に参加された皆様、
「やながせ倉庫ビッカフェ」のワークショップに参加された皆様
こよみのよぶねチームの皆様です。

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愛知県一宮市 つくる。

愛知県一宮市「つくる。」で行われたワークショップのハートたちが繋がりました、とのお知らせをいただきました!

ハートをつくったのは、
つくる。マーケットvol.7 」の出展者さんやお客さん、
春を届けるプロジェクト」の庭師さん、
アースデイ尾張木曽川」でのワークショップに参加した人たちと、
その他、つくる。へ来られた方々です。

ありがとうございます。

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7/10 岩手県立美術館

7月10日は岩手県盛岡市にある岩手県立美術館にてワークショップを開催いたしました。
秋田県大館市より高速バスにて盛岡に向かう途中に渋滞にはまるアクシデントがありながらも、開始時間にぎりぎり到着、ワークショップに間に合いました。
美術館での事前告知やTV放送での案内などもあり、多くの方がご参加頂けました。
ハートを作りながらお話を聞くと、この日を楽しみに待っていましたよと嬉しい言葉も頂きました。

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到着後、すぐに説明を始める日比野さん。


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ご家族で参加いただきました。お姉ちゃんは4枚、お母さんは2枚、弟くんは6枚とたくさんのハートができました。


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以前に岩手県の保育園に届けた際にお世話になった方も駆けつけていただけました。
現状の報告などいろいろお話を聞かせていただきました。


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それぞれに思いのこもったハートマークたち。


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3時間のハートマーク作りも終了~。参加者の皆さんと出来上がったハートマーク。
ご参加者の皆さん、美術館スタッフの方々ありがとうございました。
岩手県立美術館ではこれからもハートマークのWSを開催していただけることのなっています。
これからもよろしくお願いいたします。

7/9 ゼロダテ 

7月9日に秋田県大館市でおこなわれているゼロダテアートプロジェクトにてワークショップをおこなってきました。ゼロダテの拠点である大館市のZACではハートマークビューイングをこれからもおこなって頂ける様になっていますので、ぜひご参加ください。

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2011年のゼロダテ記者会見にて日比野さんのあいさつ。その後、ワークショップ開催。

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ゼロダテのハートマーク。あっという間に時間になってしまいました。

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ワークショップ後は、ゼロダテでのワークショップ参加者へのメッセージの撮影。

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ワークショップ終了後は、今年の夏に日比野さんのライブペインティングの会場「ハチ公小路」にて懇親会。





6/28【宮城県】 浦戸諸島 寒風沢島

野々島、桂島とまわった翌日、桂島のもう一つの浜、石浜から汽船に乗り、
浦戸諸島のもうひとつの避難所へ向かいます。
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大潮になると、がれきがどこかからか漂流してくるそうで、それを集め燃やして処分します。

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寒風沢島(さぶさわじま)の船着き場で、集落と避難所へ届ける新聞を仕分けするお父さん。


寒風沢島の高台にある、小学校(統廃合で廃校)の校舎へ向かいます。
たまたま船着き場で出会った方が軽トラの後ろに乗せてくれました。

そこで、副区長さんのおくさまにお会いできました。
そして、この日、校庭にずらりとならんだ仮設住宅を行政が「チェック」をするという大切な日でもあり、すこしピリッとした空気が流れていました。

良いお天気の日は、仕事や片付けに出掛けている方が多く、学校には、「チェック」の対応をするために残っていた副区長のおくさんくらいしかいませんでした。
ちゃきちゃきとして、とても暖かな副区長のおくさん、各仮設住宅の扉(外)にHEART MARK VIEWINGを残しておいて貰えれば、みんなに伝えておくよ、と快く引き受けてくれ、
こんな風にとびらに...。
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談話室にはこちらのHEART MARK VIEWINGを。
副区長のおくさんと、仮設をたてられた工事関係者のかたがたも一緒にぱちり。

6/27 【宮城県】浦戸諸島 桂島

野々島から汽船に乗っておとなりの桂島へ。

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島同士はほんとうに目と鼻の先で、この市営汽船(定期船)以外も、島間の渡し船が出ていました、震災前までは。
渡し船は、乗りたいときとき、旗をあげて合図すると向こう岸から来てくれる・・そんな船だったそうです。この間の津波が、渡し船を一つ流してしまったと聞きました。
残った1艘は、浦戸諸島内のこどもたちが、野々島にある小中学校に通う通学用として現在も動いていました。

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桂島の避難所は、島の高台にある小学校(現在統廃合で使われていない)校舎です。
校庭に21戸の仮設住宅を準備中です。(伺ったときは建設が終わり、設備を待つばかりでした)

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こんなふうに海が見えます。
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入居前の仮設住宅。
ここはスロープ付きのバリアフリー棟です。
中を見せて貰いました。
台所と、世帯の状況によって二部屋か一部屋、風呂場・お手洗いなどがあります。
誰も住んでいない仮設住宅は、がらんとして、寂しくもありました。

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そこで、仮設住宅サイズに、と4枚繋いだHEART MARK VIEWINGを
1戸ずつお届けしました。
おかあさんに、家族の好きな色を聞いたりしながら、選んで貰います。
「これステキねえ、あら、これも・・」と悩むひととき。ちょっと声のトーンが明るくなったようです。

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こちらのHEART MARK VIEWINGに決めたお母さん。
入り口の扉をあけてすぐのところに一緒に貼りました。
(※写真、横でごめんなさい)

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こちらのおうちには、緑が鮮やかなHEART MARK VIEWING。

このHEART MARK VIEWINGの色あいが、それぞれのおうちの新しいカラーになっていったりするかな。

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生活のかおりが着く前の住戸にある無機質でよそよそしさが、HEART MARK VIEWINGを掲げたら、和らいだようでした。

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仮設住宅群には、「談話室」というコミュニティスペースがあります。
寄合所、集会所の役割を担う棟。
そこには、いつものサイズのHEART MARK VIEWINGを。
桂島の区長さんと日比野さんで掲げます。

桂島も野々島同様、昔からずっと一緒に暮らしてきた人たちが集まった避難所で、ご飯当番を決めて炊事したりしてきたので、避難所を離れたいと思わない方が多かったそうです。
区長さんは、「これから大変だと思うけど」と心配しながらも、自立した生活をしていかなくてはならないんだ、と決意するように仮設住宅での暮らしを始める方々の言葉を代弁してくれました。


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区長さんと、届けたHEART MARK VIEWING!

いまごろ、この談話室では、お茶のみの会が開かれたりしているかな。
想いのこもったHEART MARK VIEWINGが、新しい生活をすこしでも明るく灯しますように。


6/27 【宮城県】浦戸諸島 野々島02

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昔はじぶんで着物も作ったよーとおかあさんたち。
ハートを切るのは得意じゃない、と言うので、ハートを切ったものを渡すと、
スルスルっとあっというまに縫い終わらせてしまいます。
だんだん縫うのが愉しくなってきたみたい、縫い終わると「次のハートは?」と聞いてくれます。
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そしていつのまにか、こんなに出来てました。


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ここは小学校中学校の体育館。太鼓の練習が始まりました。
なかなか迫力の太鼓!

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こどもたちの太鼓練習をみまもるお母さんお父さん。
嫁いだり、世帯を持ってからもうかれこれ60年、ずっとおなじ野々島の集落で
生活してきた人たち同士の空気は、すごく自然体。
避難所だとみんな一緒だから安心だけど、仮設住宅に移るとどうなるのかな、とぽつぽつ
お話ししてくれたお母さんもいました。
平野の少ない野々島の仮設住宅は、集落の奥側に作られています。

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授業が終わった浦戸小学校中学校のこどもたちと、HEART MARK VIEWINGを作ることに!
「ハートって何だろう?」という日比野さんの問いかけに「心」「愛」「真心」「想いやり」そして「絆」(!)という回答まで。
でも、どれも目には見えないものだよね。
「目に見えないものを見えるようにする」のが"びじゅつ"だよ、と日比野さんの言葉を聞いて、ハートマークビューイングづくりのワークショップ開始!


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一人一人のハートが出来上がったので、ならべて繋がったところを見てみよう。

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できたよ!!

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浦戸小・中学校には、このHEART MARK VIEWINGを届けました。

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船の時間が近づいています。
お母さんたちが、玄関まで送りに来てくれて、見えなくなるまでずっと手を振ってくれました。
また来るねー。元気でねー。



6/27 【宮城県】浦戸諸島 野々島01

6月27日、塩竃港マリンゲートから塩竃市営汽船に乗って、浦戸諸島へ向かいました。
塩竃市営汽船は、現在、震災前とは違い、迂回するような航路で航行しています。
もともと浅い内海のため、堆積物が海底に沈んでいて船の座礁の可能性があるためです。

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浦戸諸島には4つの島があります。
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桂島、野々島、寒風沢(さぶさわ)島、朴(ほお)島。身を寄せ集まっているような島々。
お隣は名勝松島。

浦戸諸島訪問、まず野々島にある、浦戸二小・中学校体育館をおたずねしました。
塩竃市の浦戸支所ブルーセンターの方に軽トラに乗せてもらい島を走ります。
島を花でいっぱいにしようとあちこちにお花を植えていたのだそうですが、
潮でやられてしまったところも・・。
この日は雨、地震で地盤が下がった影響もあり、大きな水たまりが出来ていました。
島の中程を車で走っているときに、右左を見ると、どちらがわも海が迫っています。この景色、「島」だなあと実感。
野々島の住民は100名ほど。牡蠣や海苔生産に従事し、海に面した集落に暮らしています。
震災の津波で家が流される被害はありましたが、みなさんすぐに高台に避難し、亡くなった方は一人もいらっしゃいませんでした。

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野々島の船着き場近くの様子

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浦戸二小・中学校の体育館にHEART MARK VIEWINGを掲げました。
「ほー、ハートたくさんだねえ」と見に来てくれたお母さん。

この日は雨だったので、いつもは畑仕事やがれきの片付けにいくお父さんお母さんたちも
体育館で過ごされていました。

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さらに、仙台市太白区の美容師さんがたが、カットのお手伝いに来られていました。
順番にお父さんお母さんたち、綺麗にととのえてもらって、さっぱり。賑やかな空気が体育館内に満ちていきます。

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HEART MARK VIEWINGを体育館でも作り始めます。
お母さんたちの針さばきは見事・・!!
みなさんのカットを終えた美容師さんも参加してくれました。

6/26 3331 Arts Chiyoda

福島・会津若松でワークショップが行われている時、3331でもハートを繋ぎました。
この日は3331が一周年を迎えたお祝いの日。ワークショップも賑やかに始まりました。

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ご近所からきてくれた3人兄弟!マリオカート柄の布で愉しいハートを作りました。
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ハートに寄せられて3組の親子さん。
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男性もチクチクします。
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かわいい工夫がこらされたハートが出来たよー。CIMG0374.JPG
これは、お一人からとどけられたハートたち。厚くずしりと重なっております。
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ビーズでハートをかたどったもの!
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こちらはクロスステッチ!
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この日は、翌日、宮城県浦戸諸島に作られている仮設住宅お届けするための
小さめなHEART MARK VIEWINGをつなぎました。

お届けしたい先の状況が刻々と移り変わっていくなか、いろいろと工夫をしてみています。
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※お届けして...
お届けサイズは、状況・タイミングによって大きなものも小さなものもあり得ることが
分かりました。3331へお送り頂くときも、大きく繋いで送って頂くのも、一枚ずつバラの
ままで送って頂くのも、どちらも活躍します。