2016年1月9日 釜石PIT オープン


つなげよう、感動。つながろう、東北の笑顔。をスローガンに、一般社団法人 チームスマイルが取り組んでいる、被災地におけるエンターテイメントを通した「 こころの復興 」と「 支援活動の継続性 」を目的とした、市民参加型シアターPower Into Tohoku『PIT(ぴっと)』の建設に伴い、外壁のアートワークを日比野克彦 氏が担当しています。

外壁のアートワーク制作のため、2015年10月キルティングの「 HEART MARK VIEWING 」作品 約600枚の写真撮影が行われました。作品の撮影には、2011年5月約1週間かけ、被災地(岩手から水戸)を訪れた際に同行したカメラマンの喜多直人さんに依頼しました。
2015年12月キルティング作品がレイアウトされたシートが釜石PITの壁面に貼られました。

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東日本大震災からまもなく5年が経とうとしています。
これまでHEART MARK VIEWINGの活動にご参加下さったみなさま 本当にありがとうございました。
これからも、HEART MARK VIEWING はさまざまな手法で、被災地のいまをみつめ・想い、
復興への祈り・未来を思って、被災地の中と外の人たちの心をつなげる活動を続けて参ります。
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2015年9月20日J-WAVE主催イベント『HEART TO HEART FES IN KAMAISHI』


2015年9月20日 岩手県釜石市中妻3丁目仮設団地(昭和園グラウンド)にて、
J-WAVE主催イベント『HEART TO HEART FES IN KAMAISHI』が開催されました。

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『 HEART TO HEART FES IN KAMAISHI 』
● 日 時: 2015年9月20日(日) 11:00〜16:00
● 場 所: 釜石市中妻町3丁目 昭和園仮設団地(昭和園グラウンド)
● 内 容: [3つのコンテンツ ]つくる、たべる、うたう。

【 イベントスケジュール 】
11:00 オープニングトーク/開始
11:00-15:40  【つくる】[♥]マグネット制作+マグネット張り 開始。
12:00-13:00  【たべる】お振る舞い
13:00-13:20 尾崎青友会 「虎舞」
14:00-14:30  【うたう】藤巻亮太 氏(元 レミオロメン)によるライブ
15:40-15:50  【つくる】マグネット張り
16:00 クロージングトーク/終了

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ハートのマグネットつくりは、発起人である釜石の高校生 寺崎さんの呼びかけで、
地元釜石高校・かまいしこども園のみなさん・中妻町3丁目仮設にお住まいのみなさん、
全国(沖縄から北海道まで)へと活動は広まって行き、各地の企画賛同者の方々からも作品が届きました。当日のワークショップでできたものと、8月仙台で開催されたワークショップ作品を入れて、
約6000枚の[♥]のマグネット作品が出来上がりました。それらは仮設住宅の壁へと貼られ、9月20日から来る仮設団地廃止の日までを鮮やかに、賑やかに彩ります。
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-----( 同行したスタッフの感想 )----- ----- ----- 

今回、私は4年越しの思いで初めて釜石へ行かせていただきました。
私がマグネット張りを行っていると、仮設に住んでいらっしゃるおじいさんが「そのガスボンベは回収されてしまうから、マグネットを張ったら持っていかれてしまうよ」と、心配して声をかけてくださったのがきっかけで、釜石の昔と今(現状)のおはなしを伺うことができました。
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むかしは、釜石製鉄所へたくさんのひとが働きにきていたが、製鉄所の相次ぐ合理化で往年の活気が失われてしまった。 山は鉄くず捨て場・川には廃油などを流してしまっていた為に、魚が捕れなくなってしまう。 仕事はない、漁業はできない。そこへ、2011年の大震災があり、私たち(おじいさん)は心を病んでしまった。こどもたちは働くところがない為、土地を離れてしまう。
両親の面倒を見られなくなり、仮設住宅には多くの高齢者が夫婦もしくは独居で生活。
部屋から一歩も外に出ない、声をかけても返事がない。昨日はあっちで、今日はこっちでひとが亡くなっている悲しい現状。子供を頼って都会へ移り住むひともいるが、そうなると自分たちのお墓参り(お掃除など管理)が容易ではなくなり、お墓参りができなくなってしまった檀家さんが増え、お寺の住職さんは大変困っておられる。
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など、短い時間ではありましたが、非常に考えさせられたこの濃厚な時間を忘れられません。
現地のみなさんとお会いし、お話しするなかで、まだまだ完全な復興までには時間を要するのだなと感じましたが、復興・未来への第一歩として、今回、釜石へ[♥]のマグネットを届けることができ、本当に貴重な機会となりました。    (M)
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H E R T M A R K ♥ V I E W I N G 【 家 を い ろ ど る ハ ー ト マ ー ク づ く り 】by Hitachi Systems HEART TO HEART

2015年8月1・2日 日立システムズホール仙台にて『家をいろどるハートマークづくり by HitachiSystems HEART TO HEART』ワークショップを実施しました。
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● イベント名: 
H E R T M A R K  ♥  V I E W I N G 【 家 を い ろ ど る ハ ー ト マ ー ク づ く り 】by  Hitachi Systems  HEART TO HEART

● 日 時: 8月1日(土)・2日(日)の2日間
[1日目]8月1日(土)① 09:00〜11:15 ②12:30〜15:15 ③ 16:30〜17:00
[2日目]8月2日(日)① 09:00〜11:15 ②12:30〜15:15 ③ 16:30〜17:00

● 場 所: 日立システムズホール仙台

● 経 緯: 東京のFMラジオ放送局 J-WAVE 81.3で、2015年4月より日比野克彦がナビゲーターを務めている番組  Hitachi Systems 『 HEART TO HEART 』。この番組取材で、5月に釜石を訪ねました。その際に、2012年に日比野氏が釜石の仮設住宅の壁をマグネットシートで彩った活動を" 私もやりたい "と強い気持ちを持って合いに来てくれた高校生がいました。その子の名前は 寺崎幸季さん。釜石の仮設住宅に暮らす高校生です。彼女が発起人となり、今回のイベントが実施されました。
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写真:すっかり色あせてしまった2012年のマグネット−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
J-WAVE Hitachi Systems 『 HEART TO HEART 』第三回 岩手県釜石市
http://www.j-wave.co.jp/special/hearttoheart/
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● 内 容: カッティングシールをハート型にカットし、マグネットシートにはってデコレーションしました。
できあがった作品は、イベント終了後に 釜石市中妻町仮設団地(昭和園グラウンド)へ贈られ、仮設の壁をいろどります。

● 当日の様子/出来上がった作品:
カッティングシートを10cm角にカットし、受付でマグネットシートとカッティングシールの中からすきな色を選んでもらい、年齢に合わせてはさみをお渡ししました。
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親子で参加されるかたが多く、♥をカットするのがむずかしいお子さんは、親御さんが切られた♥をマグネットシートに貼ったり、お子さんが思い思いにカットさ れたカッティングシールを、お母さんが千切り絵の技法で♥を形成するなど、あらゆる技法で一つとして同じものがない、マグネット作品が続々出来上がりました。

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リピーターになって、親子で2日間参加してくださったり、お友達を連れ何度も参加してくれるお子さんがいたり、おとうさんやおかあさんたちのほうが、お子さんよりも真剣になって作品を作られている姿をみていると微笑ましくなりました。また、8月1日(土)仙台市 奥山市長にご参加いただいたのですが、「いいわね、とても楽しかったわ」と、喜んでいただきました。

作品を張るスペースを広げるため、8月1日に出来上がった作品を一度可動壁からはがし、壁のいちばん上から新たに貼り直しました。2日目に再度来てくれたお 子さんが、壁をみて「ぼく・わたしの作品がない〜」と泣きそうになっていたのですが、「移動はさせたけどこの壁の中に絶対あるから、もう一度探してみよ う!」と、作品を壁の中から探し出す、そんなこともありました。
これもまたゲームみたいで楽しかったです。2日間のワークショップは 大盛況のうちに幕をとじました。
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会場内の可動壁 5枚分(約 440cm×280cm)一面にはられた作品数は 2日間で約1200枚になりました。片付けが終わり、完成した作品の前で最後に写真撮影を行いました。壁から作品をはがす時には、名残惜しいという声と涙 ぐむ姿がありました。本当にすてきなワークショップになりました。
当日はプロジェクト発起人である、岩手県立釜石高校2年 寺崎幸季さんも一緒にワークショップクルーとして参加してくれました。

下記、このプロジェクトに至った経緯、
東北復興新聞 記事と会場で上映されていたVTRのリンクになります。
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◯ 東北復興新聞  http://www.rise-tohoku.jp/?p=10240
◯ ワークショップ会場で上映されていた VTRが動画サイトyoutubeにて公開中です。  https://www.youtube.com/watch?v=9px32f7VA2w  

岡本太郎美術館でのワークショップレポート

みなさま、こんにちは。
すっかり寒くなってきてしまいましたね。
ハートマークビューイング実行委員会です。

10月6日(日)まで川崎市岡本太郎美術館で開催していた「Hibino on side off side 日比野克彦」 展も無事に終了しました。
会期中は毎日ハートマークビューイングのワークショップを開催し、本当に多くの方にご参加いただきました。ありがとうございました!

先日、みなさんにつくって頂いたハートマークビューイングをつなげました。
約150×100cmほどの大きさのものが、なんと13枚にもなりました!

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こうしてみると本当に多くの方に参加して頂いたのだなと実感します。




みなさんに作っていただいたこのハートマークビューイングは福島県立博物館へお送りしました。また、ワークショップの様子なども一緒にお送りしましたので、福島のみなさんに岡本太郎美術館でのワークショップの様子も感じ取っていただけるかと思います。


参加していただいたみなさま、岡本太郎美術館のみなさま、ボランティアのみなさま、どうもありがとうございました!



川崎市岡本太郎美術館

ハートマークビューイング実行委員会です。

先日、ハートマークビューイング実行委員会で川崎市岡本太郎美術館に行ってきました。
小田急線の向ヶ丘遊園駅から少し離れていますが、生田緑地内にありとても気持ちのいいところです。

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さて、なぜ岡本太郎美術館に行ってきたのかといいますと ↓

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「Hibino on side off side 日比野克彦」展のためです。

今回の展覧会では、展覧会場の一カ所をハートマークビューイングのワークショップスペースとしています。展覧会中は、毎日14時から16時までワークショップに参加出来るようになっています。
ハートマークビューイング実行委員会のスタッフが毎日いることは難しいため、今回はボランティアの方々にサポートしていただくことになりました。
そのため、ボランティアのみなさんに向けて研修会をしに行ってきました。


美術館内をみんなでまわった後、ハートマークビューイングのワークショップスタートです。
みなさん初めてなので、まずは自分たちで作ってみます。


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みなさん初対面ということもあり、最初は黙ってもくもくと...。
「手を動かしながらだとお話しにくいかもしれませんが、何でもいいので話しかけてみてくださいね。」とスタッフが言いながら、ボランティアさんに話のきっかけを投げていきます。

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だんだん、みなさん笑顔とともに賑やかな声が聞こえ出して良い雰囲気になりました。

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できあがったものを壁に貼っていきます。
真っ白だった壁も、賑やかになりスペースの雰囲気も明るくなってきました。
そうすると、ボランティアさんたちもそれに合わせて他のものをつくりはじめてくれました。
実際にやるのは、自分たち。
どんな風にしたらやりやすいか、雰囲気が良くなるかをお互いに話しながらつくりかえていってくれました。

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最終的には、こんなに素敵になりました!


岡本太郎美術館でつくったものは、先ほどボランティアさんが壁にはっていたようにみなさんにはっていってもらいます。
会期中は真っ白な壁にハートマークがどんどん増えていくようになっています。
その後、全てのピースをつなぎ合わせて大きなタペストリーのようにして福島に届ける予定です。

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「Hibino on side off side 日比野克彦」展
2013年7月20日(土)〜10月6日(日)
川崎市岡本太郎美術館

詳しくはこちら
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これから、どんな♡がふえていくのか楽しみです。
みなさまの参加お待ちしております!




7月15日「ハートをつなぐ」ワークショップ

7月15日に「ハートをつなぐ」ワークショップを開催致しました。

猛暑にもかかわらず、ワークショップにご参加頂いたみなさまありがとうございました。

今回も全国より送られてきたハートマークがどんどんつながっていきました。ワークショップではつなぎながら、ご参加頂いた方々とお話をしています。今回は東北三県で行なわれた「若冲が来てくれました。」展のお話などもお伺いすることができました。今後もハートマークを通して、東北のこと、今のこと、お話しをしながら交流をして行きたいと思います。

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東日本復興支援「つくることが生きること」神戸展

1月17日から27日まで神戸のデザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)開催された、
わわプロジェクトの東日本復興支援「つくることが生きること」神戸展にハートマークビューイングも参加しました。

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昨年の3月に3331 Arts Chiyodaで開催された「つくることが生きること」の展示が阪神・淡路大震災を経験した神戸へとわたっていきました。

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昨年、ハートマークビューイングを神社幕として奉納した山田神社では、今年も4月に例祭が行われるそうです。


もうすぐ東日本大震災から2年が経とうとしています。
今も、それぞれのアーティストたちが何かしらの活動を行っています。
すべてを把握することは難しいですが、こうした展覧会があることで知るきっかけができることは、これからも大切なことですね。

わわプロジェクトの「つくることが生きること」の展示は3月9日から東京に帰ってきます。
神戸展のときとは、また違った展示になるそうですよ。

東日本大震災復興支援「つくることが生きること」東京展
3月9日(土)〜31日(日) 12:00〜19:00(最終入場18:30)
3331 Arts Chiyoda メインギャラリー
火曜日休
入場無料
http://tokyo.wawa.or.jp/


東京のみなさん、ぜひ足を運んでみてください。


【展示告知】『 3・11とアーティスト: 進行形の記録 』

▼ HEARTMARKVIEWINGを出展しています!
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展示会名:『 3・11とアーティスト: 進行形の記録 』
場所:水戸芸術館 現代美術ギャラリー
 開催日:2012年10月13日[土]~ 2012年12月9日[日]
開館時間:9時30分~18時(入場時間は17時30分まで)
 休館日:月曜日
 入場料:一般800円、前売り・団体(20名以上)600円
 中学生以下、65歳以上、障害者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名は無料
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内容:
■企画展
2011年3月11日、東日本大震災が発生しました。
被災地の内外で市民によるさまざまな支援活動が立ち上がるなか、表現を生業
とする一部のアーティストも行動を起こしました。本展では、震災を受けて現
れた約30に及ぶアーティストのアクションと表現を、2011年3月から現在へ
と時間軸をたどる形で振り返ります。

震災を受け、「表現」を通してその状況に向き合う作家がいる一方で、
「アーティスト」というアイデンティティをいったん棚上げにし、作品にする
とを前提とせず活動を行った作家も多くいました。その行為は「表現」なの
か「記録」なのか、クリエイティヴィティある「支援活動」か。あるいは支援
活動から発展した「作品」か――。

その分かちがたさは
、活動の背景にある作家の葛藤、現地の状況や
ニーズをく
んだ展開、そして「災害後のアート」にまつわる各作家の考え方のちがい
しています。盤石のように思われていた社会システムのもろさをあらわにした
害の圧倒的な衝撃は、現実を反映する同時代のアートにも波及し、これまで
以上に大きく「アート」の理念や定義を揺さぶりました。
本展で紹介するアーティストたちは、「災害後」をそれぞれの視点からマクロ
にそし
てミクロに見つめ、さまざまな形で表します。彼/彼女らの活動は、あ
のとき私たちが抱いた戸惑いやためらい、意志を鏡のように映し出すようです。
東日本大震災から1年と7か月、いまだ未完了・進行形のこの時期に、
アーティストの活動を私たちがたどることで、「あれから」を見つめ「これから」
を考える、そう願いを込め
て本展
を開催します。

▼参加作家
荒井良二、遠藤一郎、開発好明、加藤翼、北澤潤、小森はるか+瀬尾なつみ、
眞田岳彦、高山明(Port B)、タノタイガ、Chim↑Pom、椿昇、照屋勇賢、
トーチカ、中島佑太×ビルド・フルーガス、ニシコ、畠山直哉、日比野克彦
藤井光、宮下マキ、村上タカシ(MMIX Lab)、ヤノベケンジ、山川冬樹、
wah document 
※荒井良二、開発好明、wah document はイベントでの参加となり
作品展示はございません。

新刊書籍出版『つくることが生きること』

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新刊書籍出版
『つくることが生きること』
ハートマーウビューイングのご紹介をいただいています。

▼ 書籍
つくることが生きること -東日本大震災復興支援プロジェクト-
発行元 / 一般社団法人非営利芸術活動団体コマンドN
発行人 / 中村政人
価格 / 2,310円(本体2,200円+税)
貢数 / 368貢
ISBN / 978-4-9906596-0-8

予約方法/詳細は以下URLをご覧ください。
http://book.wawa.or.jp

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上記に合わせ09/20トークイベントが行われました。
お越しいただきましたみなさまありがとうございました。
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▼ イベント
2012.9.20 Thu 18:00- @3331 Arts Chiyoda

新刊書籍出版・トークイベント 日比野克彦 × 中村政人
「3.11 以降、アーティストの活動とは」

プロジェクト「ハートマークビューイング」で、被災地と支援をつなぐ活動を各地で続けてきたアーティスト・日比野克彦氏が現地と日常を往復する中でその日々の中で見続けてきたものは何だったのか? 「わわプロジェクト」という復興支援プラットフォームを立ち上げ、同じく現地と日本各地をつなぐ活動を続ける中村政人氏がその活動の中で考えている未来とは?

会場 3331 Arts Chiyoda 内 1階コミュニティースペース
参加費 3000 円(新刊書籍1 冊付き、トークイベント、パーティー参加代込み)
登壇者
日比野克彦(アーティスト/ HEART MARK ♥ VIEWING)
中村政人(3331統括ディレクター/わわプロジェクトディレクター)


山田神社ハートマークビューイング社殿幕奉納

【報告】

山田神社ハートマークビューイング社殿幕奉納

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日時:2012 4.22-23

場所:福島県南相馬市鹿島区北海老字磯ノ上 山田神社

目的:山田神社仮社殿の社殿幕奉納

届け人:ハートマークビューイング実行委員 石丸郁乃 森本早紀


山田神社とは

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相馬市と南相馬市の境界沿いに八沢浦という広大な干拓地があり、

ここの鎮守が山田神社で、農業の神大年神を祭り、豊作を祈願する

地区民の心のよりどころとして昭和16年に建立されました。

八沢浦の干拓事業を行った山田貞策にちなんで名づけられました。


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                                                               津波で流されてしまった八沢浦干拓地


山田神社は排水機場のすぐ横にあり、20113.11津波で土台を残し

て流出しましたが、高台に移設して仮社殿を設置されました。

熊本県人吉市の球磨工高(国内唯一の宮大工養成コースの生徒が

10年以上前に製作、学校の顔として玄関に飾っていた作品)が

仮社殿を贈り、福島県立博物館でのハートマークビューングWS

がきっかけで、その社殿の中にハートマークビューイングが社殿

幕として飾られています。



今回、ハートマークビューイングは

山田神社社殿土台を飾る幕を奉納しました。


大きさ 縦1100×横1700×高さ750


この社殿幕ハートマークビューイングは2012年3/25

に六本木アートナイトというアートイベントへ、

これまでハートマークビューイングを制作して頂いた方々が集い、

制作して頂いた作品を中心につなぎあわせ、制作しました。


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4.22<山田神社下見>


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山田神社下見後、農家民宿『翠の里』に宿泊。

美味しいお料理で、ボランティアさんたちを

温かく向かい入れてくださるこのご夫婦の

優しさに、ここを再び訪れる人は多いようです。


翠の里:古民家に一目ぼれされたご夫婦が営む農家民宿。

古民家ならではの、安らぎとぬくもりのあるお宿。

移住して6年目に今回の震災を経験。

元漁港でバイヤーをされていたお父さんのホッキ貝のお刺身はとても新鮮で、

また、自宅のビニールハウスで育てたお野菜に、

3.11以降から継ぎ足し継ぎ足し作ってきたカレー。

やさしいお母さんのお料理はどれも絶品でした。


http://kouryu-kyoju.net/detail/program.php?i=1887


ハートマークビューイングを補修/仕上げ作業。

アーティスト「しでかすおともだち」http://yaplog.jp/ohchee/

のお二人にも手伝ってもらいながら、HmV幕を最終仕上げ。



4.23 山田神社奉納式>


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(1) 山田神社奉納式


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(3)社殿幕設置

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氏子さん達と設置します。



幕を着けた途端、ぐっと明るくなり、

すっかりハートマーク神社になってしまいました。

千人針のようだねと、言って下さる方もいらっしゃいました。


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(2)大祓

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(3)巫女舞

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しでかすのお二人の巫女舞


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巫女のお二人の胸元にもハートマークをつけて頂きました。



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今後、山田神社でハートマークビューイング幕が見れる機会

毎年 4/23  山田神社例祭 となります。

(※ その年で変わるかもしれませんが、2012年は09:30よりスタートでした)



また、ラジオ福島さんの取材を受けました。(生放送に出演しています)

放送はPODCASTで聞く事ができます。


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▼ ラジオ福島URL『ふるさと福島きづなキャラバン』  

  http://www.rfc.co.jp/bangumi/kizuna/

▼ 放送 PODCAST          

  http://www.rfc.co.jp/bangumi/kizuna/onair/0423.mp3


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<最後に>


今回、奉納式に参加する事ができ、大変貴重な体験を致しました。

アートと文化•神社の融合。アートに出来る事の幅がひろがったように思います。